2012年10月30日火曜日

馬車道で生ハムのカプレーゼと肉じゃが風ハンバーグ


馬車道である。

別に馬車が通るわけではないのであるが、昨日の夕食である。

写真には写ってないのであるが、この他にパンも食ったのである。

こんなに豪華絢爛に食っても税込み2362円であるのである。

日本はいつ終わるとも知れない不景気デフレの真っ最中で、底なし大食い者のあたしらにはこれ以上ないというありがたい時代であるのである。

なにしろカプレーゼであるのであるが、どうみてもモッツァレラチーズとは思えないカブみたいな不思議な味だなんて言ってはいけないのである。

ファミレスで文句を言うやつは馬車に惹かれてぺったんこであるのである。

でも、この野菜たっぷり肉じゃが風ハンバーグは意外な美味さであるのである。

まあ、石原さんいわく読むものではなく飲むものであるA日朝刊でお料理グルメ小説を鋭意連載中の筒井先生が登場人物に言わせる「ファミレスに慣れると本当の料理の味がわからなくなる」つーよーなわかったつもりの暴言はさておいて、B級グルメシスト象師匠としては某せぶんのハンバーグに匹敵する美味であることを宣言するのである。

おいおい、コンビニのハンバーグといっしょかよ、てなお嘆きの向きもあろうとは思うが、そこはそれ、味は生まれ育ち地域によって千差万別で美味い不味い、味の良し悪しの判断は言ったもん勝ちで、多数決による判定以外には確たる証はないのである。

一流の料理人あるいは料理評論家といえども、その当人の舌が美味と感じるだけで、それが誰の舌にも美味であるはずもないのである。

そしてそれは、時とともに遷ろい、さらに加齢とともに遷ろうのである。

狭い日本でも東北と関西では味覚がそうとう違うし、外国人となれば日本の味が的確に通用するわけもなく、日本人に外国の味が的確に通用するはずもないのである。

味に高級も下世話もないのである。

単なる慣れといってしまっていいのである。

その代表がおふくろの味であるのである。

生まれてからの幼少期をその味で育つので、個人の味覚はそれが基本となってその後一生に渡って展開されるわけである。

その展開の途中であたしはせぶんのハンバーグに行き着いたわけであるが、あたしはハンバーグが好きではないのである。

しかるに、霊能神選グルメレポーターとしての仕事柄の使命感やみがたく、手捏ねハンバーグからスーパーの精肉売場の某いしーのハンバーグまで、なんでも食ってみるわけである。

まあ、実際にはメニューをみたらこれしか食いたいと思うもんがなかったのである。

それでも、たっぷり食い放題で大変美味しゅうございました。

神の与えし胃袋に日々感謝して、今日もグルメ街道を疾駆するのである。

ものすごくてきとーだな。

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